仕事先のとある男性A氏。
どんな話も必ずエロ方面に持って行く。

「○○部の新人さん、成長しそうだって評判ですね」
「胸が?お尻が?」

「○○さん、ショートカットにしてましたね」
「おお、△△さん、うなじ撫でたいって言ってたなあ」
「えっ、言ってませんよ、止めてくださいよ~」

これがAさんの考える、皆が盛り上がる楽しい会話。

何を話してもすぐ卑猥なおふざけを入れる。
皆が笑うのは、笑ってごまかさなきゃいけないくらい、気まずいからなのに。

きっとプロの女性にも同じことをしているんだろう。
「やだあ、エッチ~」なんて胸をぶたれて喜んでいるんだろう。
それはお金を払っているからしてもらえることだと本人は気付いていない。

「俺は飲み屋でも女の子を盛り上げるのが上手い」と威張っているもんね。

Aさんはお酒が飲めないから「酔ってはしゃぐ」ということができない。

素面で周りのノリについて行こうと無理しているうちにああなっちゃったんじゃないかと、男性方は推測している。
女性陣はひたすら気持ち悪がっている。
悪い人じゃないけど、嫌われている。

でも本人は自分を明るくて楽しい人気者だと信じている。
だから女性社員が自分に冷たいのが不思議で仕方ないらしい。

昔とは違って、今の若い子はセクハラに耐えたりしないからね。
自分がセクハラしていると自覚のないAさんには理解できないだろうけど。

悪気のなさは自覚のなさ